ワンオペ脱出までの道のり

結婚して専業主婦になり子育てに追われながら家事をこなし、増える子ども。

夫の休日に感じる違和感。

なんか想像してたよりも大変だな、でも私のスケジュール管理能力に問題があるのかも。

なんて思っていました。

15年を振り返り、私のなかにもマインドブロック(思い込み)があったことにやっと気が付きました。

自分の子どもの代には引継ぎたくない私の経験談を書き残しておきます。

25歳で長男を出産して自然な流れで専業主婦になりました。

職場結婚でしたので

不規則な時間帯の仕事であることはわかっていました。

そりゃ、恋愛結婚でしたから(笑)

できる限り支えようと思っていました。

当時の夫の仕事スタイルは早番ならば朝出勤。帰宅は22時くらい。

遅番だと昼に起きて身支度だけして出勤。帰宅は夜中2時とかでした。

結婚から15年間を振り返ります。

結婚1年~2年

マジかよ期

子どもが生まれて育児に追われながら、2人目を妊娠。マジかよ。つわりでも休めないし、こんなやることあんのかよ。専業主婦ナメてました。すいませんでした。

結婚3年~5年

私だってイヤイヤ期

発達グレーの長男に振り回わされる日々。

こま子

いやいや、こんなに大変だなんて聞いてないぞ。

お母さん研修とか受けてないから。

365日の子どもの生命維持。休めない。3人目の妊娠。

メンタル崩壊しそうでした。というか何度も崩壊してました。

結婚6年~8年

何がなんやら期

毎日の学校と幼稚園準備、乳児の世話。

家のあちこちで事件が発生します。お兄ちゃん初めての宿題。

発達グレーの長男はプリント1枚に2時間くらいかかりました。

裏にも問題がある日は、絶望。

こま子

   誰か夕飯を届けてくださーい。

下の子二人を静かにさせたくてテレビをつけると、兄の宿題が進まない

困っていると幼児がおもらし。

対応してるうちに一日が終わります。。

結婚10年

そーいやおめーなんもやんねーな期

子どもは10歳8歳5歳。

夫はほとんどいないため家事育児に加え2台の車検の対応などもこなしていていました。

学校の役員をやった年には車検を忘れて期限を切らすという失態もしました。とっくにキャパオーバーなわけです。

激務の夫は休みの日はずっと寝ています。起こさないと午後3時とか。

そのあいだの家事育児すべてわたしがこなし(通常営業)

夫は出てきた食事を食べて

スマホゲームをやる。

昼に起きたと思ったら思い付きでラーメン食べに行こうといいます。

やって欲しいことがあったら言ってねと言います。

椅子に座り、水をくれといいます。

不満はあるのは確かなんですが、働いてもらってるし

「誰のおかげで飯が食えるんだ」なんて言われないし

こういうもんなのだと自分に言い聞かせてました。

結婚13年

こんなに夫不在で、一緒に育てているというのだろうか期

この頃、少しだけ単身赴任をしたのですが、小学生の末っ子は単身赴任になったことに気が付きませんでした。数カ月経過してからパパ、いつ引っ越しするの?と聞かれて大笑いしました。

顔を合わせれば夫に愚痴や文句ばかり夫にぶつけて、ダメ出しや命令で家族を動かしていました。いつも余裕がなくてイライラ。

そんな時期にまさかの4人目を妊娠。

結婚15年  コロナ禍からの変化。

コロナ禍にて良くも悪くも時間ができました。夫と長く過ごしてハッキリわかったことは

夫は仕事が忙しいから家事育児ができないということではなく、自分のやることではないという認識だったということでした。

でもそんなことは、15年間でうすうす気が付いていましたでも、打破できるマインドを持ち合わせていませんでした。

アンテナを張ればどこにでも有益な情報があるのに(家事分担の)自分自身の中にあるこうあるべき、そういうものというマインドブロックに邪魔されてなかなか現状を変えれませんでした。

高齢出産からのワンオペで家事育児にはもう限界でした。

コロナの影響で夫の仕事もどんどん過酷になり、お互いが崖っぷち状態。

     夫婦のアップデートが必要。

これは私にとって大きなプロジェクトでした。これからの自分の人生を本気で考えました。

たまたま見た自己啓発系YouTubeで私の問題点にも気が付きました。周りを責めてばかりで大切にしてないから大切にされない的なこと。ハッとしました。

まずは自分から変わってみよう。

本気でやってダメなら諦めよう。

我が家のことは我が家で決めていけばいいのです。

二人で築いた家庭を今後どうするか。

お互いの意見を対等に出し合う。命令とかでなく対等に。

どうしても意見が合わない、苦痛なら無理に一緒にいなくてもよいという覚悟を決めました。

誰かが決めた夫婦の形になんか縛られないぞ!という自分との闘いでした。

まずやったこと

  • いままでのマインドブロックを壊す。性別は関係ないと心に決める。男も家事出来ますし、女も仕事できますよね。目的は家庭が円滑に運営できること。
  • 夫に現状のままでは明るい未来はないと伝える。
  • 自分の担当している家事育児を見える化する。家事の見える化のコツ
  • 私でなくてもできる家事を見つける
  • 夫に渡せる仕事を一つ手放す。まずはひとつ。手放したからには見ない、やらない。ダメ出しもしない。

毎日やることのたったひとつがなくなっただけで 生まれた心の余裕。

夫が仕事の日は何も頼めない。と思い込んでいた私。

だから休みの日のこだわり、起きてこない夫に勝手にイライラを募らせてきつく当たっていました。

この態度が問題でした。

お願いすることはもはや、命令になっていましたね。

命令で人を動かすなんて誰も得しないのに。反省。

我が家では、試験的に工程の一番多い洗濯部門の一部を担当してもらうことになりました。

ここからは家族のために私にしかできないことはなにかを必死に考えました。

心に余裕ができたのは夫のおかげなので感謝の言葉も素直に言えるようになりました。

子ども達にも優しく接することもできて会話が増えたような感じになり、調子に乗って(?)

パソコンの知識ゼロのくせにブログなんて始めちゃって。今できることを精一杯やりたくなったんです。

こうやって深く考える癖は昔からなんですが

この記事のどこかの一言が

今、悩んでるどなたかの背中を少し押すことができたらうれしいです。

これからも勉強しながら前に進みます!!

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ABOUT US
こま子
子ども4人のアラフォー主婦。・整理収納アドバイザー2級 ・食材宅配パルシステム愛好家・食事改善で10㎏以上減量 初めての育児に悩み、笑顔でいるためにどうすればいいのか必死に考えて前に進んできました。 悩み苦しむ中でどこかで聞いた、たった言葉に救われた経験から、今苦しんでる方の何かのきっかけになればいいなと思い発信しています。 とっても育てにくかった長男は高校生になり頼もしくなりました。 もしも、当時の自分に会えたら「大丈夫だよ」と声をかけてあげたいです。今だからこその、オモシロ母さんです。 家族から原始人と言われるほどのアナログ人間でした。令和になってからはハイテク化を進めています!